・2月26日(木)テストは何のためにある?【再掲】
本日から多くの3年生が正念場を迎えています。県立高等学校入学検査の第一日目です。そして1、2年生は今年度最後の定期テストを受けています。以前テストに関する私見を、ここで述べたことがありました。以下再掲します。
そもそもテストはなんのためにあるのでしょうか?答えはシンプルです。それぞれの教科がめざすところの「力」を付けるためです。
本来、こうした力は自分で付けるべきだというのが私の意見です。よしあしを判定する基準を育てることができれば、自分で教科の力を付けられるはず。
けれど、これは理想です。簡単なことではありません。そもそも人間の心はふれ幅が大きいものです。自分を甘やかしすぎる人がいたり、自分に厳しすぎたりする人がいたり、いつでも冷静に自分を見つめられる人もいたりします。さらに一人の人間の中にあっても、ある分野では甘く、ある分野では厳しく、ある分野ではちょうどよく評価するといったことも起こります。
こうした課題を克服することは学校の役割の一つです。みなさんの成長具合(発達の段階といいます)を考慮に入れて、学習する中身・時期・方法などの計画を立てます(カリキュラムといいます)。定期的に行われるテストもこの計画に位置付けます。テストの中身は担当する先生がみなさんの状況を考えて作成します。目的は、その教科がめざすところの「力」を付けることです。
もちろん、その力はテストだけでは付きません。教員はテストも使って皆さんが力を付ける手助けをしているのです。学習する人だけでは成し得ない、その人の現在地をその人に成り代わって判定しているのです。 だからこそテスト問題を大事にしてほしいのです。テストを課す教科の先生方が考えに考え抜いた問いを無駄にしないでほしいのです。点数が取れた人も取れなかった人も、定期テストの問題に繰り返しチャレンジすることで力を付けてほしいのです。

